1.事業主体 宗教法人 円福寺
2.開園 昭和42年
3.許可番号 第284号
4.所在地 千葉県野田市三ツ堀101
5.敷地面積 7,879㎡
6.総区画数 約1,500基
円福寺は千葉県野田市三ッ堀にある約430年の歴史を持つ真言宗豊山派のお寺です。
正式名称は、香取山 無量寿院 円福寺です。香取神社を鎮守し、境内に阿弥陀堂と(阿弥陀さまを無量寿とも言い表します。)円福寺本堂があった事に由来します。
本尊さまは、不動明王さまです。天正14年(1586年)番榮上人によって開山され、現住職代で33世となります。本堂は昭和47年4月に前31世住職長瀬瑠璃僧正により建立されました。当時では珍しい鉄筋コンクリート2階建て本堂です。
弘法大師(空海)
平安の時代に弘法大師=空海(通称、お大師さま)というお坊さんがおられました。
弘法大師は四国香川県のお生まれで武士の子ですが、小さいころは土をこね、仏様を作っては遊んでおられたそうです。
やがて世界一の文明国である中国に渡って修業し、密教(真言宗)の本宗を相続して戻ってまいられ、日本で真言宗をお開きになられました。
当時、天皇も文化人もお百姓もお大師さまを信仰してそのお力にすがりました。
戻ってこられた弘法大師は、農家のお百姓さんには田んぼの貯水池を作ってあげたり、子どもたちのために誰でも学べる私立学校を日本で初めて作ってあげたりと人々のために尽力します。
中でも、字を書かせたら日本一。平成の今日でもお習字をする人の最高のお手本となっているくらいの達人でした。
ほかには、薬の作り方や、新種の植物紹介(「弘法むぎ」など)などと、お大師さまはこの国における宗教・医療・文化全般に至るまでの第一人者となり、その功績は巾広いものとなったのです。
そして何より、日本の国が乱れないように、国民の全部が安泰であるように、神仏に祈り、お寺の本尊様となる仏様を何百も造られ、政治家に国を誤りなく納める心と方法とを教えました。
忙しい中、日本中歩いて寺を建て、国民の健康を守る温泉を、錫杖で地面を突いて噴出させたと言われており、弘法大師開基の寺・弘法の湯(温泉)・弘法の井戸などが全国に無数存在します。
真言宗の代表的な教えは、私たちが「生き仏」(即身成仏)となるための尊い教えです。
「即身成仏」とは「わが身、即ち仏となる」と、言う意味。
修行によって全ての人間が生きたまま仏さまのように悟りを開くことができると言う教えです。
では実際に、私達はどうしたら生きた仏さまになれるのでしょう。お大師さまが「生き仏」になれる道を、私達に次のようにお示しになっておられます。
困っている人に手をさしのべたり、人に善い事をした時。また、人にほめられた時など、何となく心に喜びを感じたり嬉しくなります。
なぜなのでしょう?
それは、人間の誰もが持っている「みほとけの心」が働き、輝いたからでしょう。
これこそが「生きた仏さま」に近づくための輝きといわれています。
誰もが、もともと仏さまと同じように悟りを開くことのできる資質を備えているということです。
自分の事よりも人のため・社会のために、すすんで善い行いを実践していれば「誰もが生きたまま仏さまにもなれる」と、お大師さまは教えてくださっているのです。
真言宗豊山派の総本山は奈良県桜井市の長谷寺です。本尊さまは十一面観音さまで、木像では日本一と言われています。
古来より歴代天皇を始め、貴族、武将から一般庶民に至るまで今もなお信仰を集めています。
『本尊十一面観世音菩薩立像』
日本最大級12メートル13センチ
春のお彼岸は春分の日を中日として前後3日間、合わせて7日間です。
7月・8月ともに13日~16日の合わせて4日間です。
7/13・8/13 11:00~ 合同供養祭を行います。
秋のお彼岸は秋分の日を中日として前後3日間、合わせて7日間です。